足底筋膜炎
- 起床後、歩き始めが痛い
- かかとの痛みで運動ができない
- かかとの痛みで長時間歩くことができない
- インソールを使用してもなかなか痛みが取れない
- 足底筋膜炎と言われたが、どうしていいか分からない
なぜ足底筋膜炎になるのか|菅原整骨院 中央区役所前院
足底筋膜炎は、足のかかとが痛くなる原因の中で最多を占めます。
足の裏には足底筋膜と呼ばれる分厚い膜状の構造があり、これが指の付け根からかかとまで伸びています。
その、かかとの付着部で起こる炎症のことを、足底筋膜炎と言います。
足底筋膜は指の付け根とかかとを弦の様に張っていて、足にかかる負担を吸収する役割をしています。
その際に、かかとの付着部に繰り返し引っ張られる力が加わることで、徐々に炎症を起こしていきます。足部に繰り返し負担をかけることの多い、ランニングなどの運動を頻繁に行う方や、立ちっぱなしで仕事を行う方、軟部組織が徐々に固くなってしまう中高年の方に多く現れます。
本来、体重の70%がかかと、残りの30%が爪先で支えられていますが、姿勢の乱れや生活習慣の癖でこのバランスが崩れることで症状が引き起こされます。
このバランスを崩してしまう原因として、骨盤を中心とした骨格の乱れや、筋肉のバランスの乱れ、歩行や生活習慣の癖が挙げられます。
放っておくとどうなるのか|菅原整骨院 中央区役所前院
足底筋膜炎は、上記の通り繰り返しの負担がかかることで発症します。
初期の段階では、朝の一歩目に強い痛みが現れるのが特徴ですが、長時間座っていたあとの歩き始めにも痛みを感じることもあります。
また、運動時の痛みは少なく、運動後の安静時に痛みが強くなる傾向にあります。
この時点では、痛みを感じない時間が多かったり、子供の場合は練習を休めないなどの理由から適切な治療を行わず、我慢してしまうことも少なくありません。
足底筋膜炎の痛みを治療せずに放っておくと、かかとへの負担がさらに繰り返されることで、慢性的な痛みへと進行していきます。
歩行時や運動時の痛みが持続的に現れるようになり、日常生活へ支障を来すことになります。
また、かかとへの繰り返しの負担により、足底筋膜で微小な損傷が繰り返されると、生体の反応で余分な血管や神経が作られてしまいます。この状態になると、痛みをするどく感じるようになるだけでなく、難治性の足底筋膜炎となり、治るのに1年以上かかることもあります。
繰り返す足底筋膜炎でも我慢しながら運動や日常生活を送り、症状が進行した状態の方が多い印象です。
もし、足底筋膜炎でお困りの場合には、早目の受診をお勧め致します。
当院での足底筋膜炎の施術方法|菅原整骨院 中央区役所前院
当院の治療のコンセプトは、「症状の出にくい身体づくりを提供すること」です。
その為、最初の検査時は患者様の「痛みの原因を診断すること」を大切にしています。
足底筋膜炎の場合、姿勢や荷重のバランス、日常生活で負担のかかる動作は何かなど、その方の原因を正確に見極めるために、最初の問診時に詳しくお話を伺います。
何らかの原因があり足にかかる荷重のバランスが乱れていますので、症状が現れているかかとや足の裏に直接施術をしたり、電気をかけても良くなることはなく、炎症を引き起こしてしまい、症状が悪化してしまうこともあります。
足底筋膜炎を起こす原因はその方によって様々ですが、運動習慣や運動の環境、日常生活動作などの影響によって本来の身体のバランスが乱れ、その結果、かかとへの負担が増えたときに引き起こされます。
その為、足底筋膜炎でお困りの方には、この足部へのバランスを整えて正常化していくために、骨盤や背骨を中心とした、全身の骨格の状態を整えていきます。
手技を用いて、固くなっている筋肉を心地良い強さで弛め、当院独自の痛みの少ない方法で、全身の骨格を調整していきます。
そうすることで、 お辛い足底筋膜炎の痛みが徐々に和らいでいくことが実感できます。また、それぞれの方の症状に合わせて、鍼治療を行うこともあります。
皆様のお辛い症状の原因を取り除き、症状の出にくい生活をサポートすることで、根本から改善するよう努めてまいります。
ぜひ「足底筋膜炎を忘れる未来」に向けてご一緒に取り組んでいきましょう。
執筆者:
菅原整骨院 中央区役所前院 院長 稲葉 欣史
私の思いはただ一つ、「健康寿命を伸ばしたい」ということです。
スポーツをしたい、旅行に行きたい、仕事を頑張りたいというのは健康でなければできません。私はその目標に向かう皆さまを全力でお手伝いさせていただきます。
痛みを取り除くのはもちろん、お悩みやご不安なことも一緒に解消できるように誠心誠意対応致します。
少しでも痛みや不調を抱えている方、どうしたら良いかわからず悩まれている方はご相談ください。皆さまが笑顔になれるようサポートさせていただきます。よろしくお願い致します。