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【腱鞘炎とばね指】
こんにちは! 札幌市 菅原整骨院 中央区役所前院です。
今回は、腱鞘炎とばね指ついてご紹介いたします。
まず腱鞘炎とばね指の症状の違いについて確認しましょう!
『指の構造について』 腱といわれる部分で指や足のを曲げ伸ばしの動作を行います。
腱とは筋肉が骨に付く部分で硬い組織になり、その部分を腱と言います。
代表的なものとして分かりやすいところはアキレス腱です。
腱は硬く柔軟性が乏しいので、障害が多く起こりやすい部分になります。
指はこの腱の部分が長い構造になっていて、腱が浮き上がらないように腱鞘(靭帯性腱鞘)というもので押さえています。
この腱と腱鞘の関係は電車とトンネルの関係性に似ています。
正常な腱と腱鞘では、スムーズに電車(腱)がトンネル(腱鞘)を通ることができますが、どちらかに異常が出ると電車(腱)はトンネル(腱鞘)を通り抜けることが出来ず、トラブル(症状)を引き起こしてしまいます。
腱鞘炎とは 腱鞘炎とは、何らかの原因で腱(電車)が腱鞘(トンネル)をスムーズに通ることが出来ずトラブル(炎症)を起こしている状態です。
電車はなんとかトンネルを通ることができる状態ですが、腱(電車)が腱鞘(トンネル)に擦れている(ぶつかっている)状態なので、炎症を起こしている状態になっています。(火花を飛ばして電車が走っている状態)
バネ指とは 、何らかの原因で腱(電車)が腱鞘(トンネル)をスムーズに通ることが出来ずトラブル(引っかかり)を起こしている状態です。
腱(電車)が腱鞘(トンネル)に挟まっている状態なので、腱(電車)は腱鞘(トンネル)に引っかかっています。(通行止めの状態)
この状態は指の動きが制限され、痛み、動きの制限を伴うことがあります。
腱鞘炎・バネ指の違いを簡単にでもご理解いただけたでしょうか? 腱鞘炎とバネ指を両方併発することもあります。
現在のご自分の症状の状態を把握した上で、治療を行っていきましょう!